がじぇとかいろいろと

雑記、ガジェットなどについて気ままに書いていきたいです。

2022 第1四半期に投入したオーディオ機材たち

はじめに

 年末からほぼTwitterが冬眠状態だったこともあり、我が家のオーディオ事情についてブログに書いてみようと思います。 自分の中でのオーディオ熱も一段落し、Twitterに書くことがなくフォロワーさんのTwitterを水面下で眺めている状況でした。 my new gear... としたかったのですが、ポータブル愛好家の方が多くなかなか発言できませんでした。 そんな中でもちょっと熱を入れていたのがSTAXでした。 タイトルの通り2022年の第1四半期で購入した機材は以下の4つです。

  • STAX SR-L700 MK2
  • STAX SRM-D10
  • STAX SRM-007tA
  • iFi audio ZEN Stream

現在の家オーディオ環境です

STAX SR-L700 MK2

 以前、SR-L300の入門機を試聴した際にその透き通る音や繊細かつ抜群の解像感に感動して一発で気に入ってしまいました。 入門機は購入しなかったのですが、その後もSR-L500MK2をお借りしたり、店頭でじっくり試聴し検討を行いました。 検討の結果、以下が決め手となりました。

  • 本革製のイヤパッドで頭部へのフィット感が良く低域再現性の良さに繋がっている。
  • 採用しているケーブルはSR-009Sと同等の素材を使用している。
  • Ω譲りのMLER電極を採用している。

L500 MK2も選択肢にはありましたが、後から上位機種が欲しくなるのは目に見えていたので最初からΛ(ラムダ)シリーズの最上位を購入することにしました。 また、SR-009SやSR-X9000などのΩ(オメガ)シリーズも試聴したのですが、音の精細感が若干まろやかな感じで好みに合わなかったためこの点はあえてL700 MK2を購入した理由でもあります。

STAX SRM-D10

 SR-L700 MK2と組み合わせて使用するドライバー(アンプ)です。 STAXの場合、普通のヘッドホンアンプが使用できないため専用の駆動ドライバーが必要になります。 この点がネックになっており、参入敷居が上がっているためSTAXユーザーは少ないのだと思います。 この機種が出るまでは、ハーフサイズ据え置きの大きなものしか市場に出ていなかったので、場所を取るという意味でも難点でした。 STAXは、2011年に中国のEdifierに買収されており、その子会社となっております。 この機種に関してはEdifierが技術供与を行うことにより小型化が実現したようです。  音に関するレビューはしづらいのですが、小型でもパワー不足を感じることがなく低域から高域まで過不足なく鳴らしてくれます。 バッテリーも内蔵しているため、外に持ち出すこともできますがそもそも開放型なので旅行等に限定されるのではないでしょうか。 STAXは使ってみたいけど、大きいドライバーを置くスペースを割きたくないというニーズに合うと思います。またDACも内蔵しているため、PCやDAPに繋ぐだけで簡単に使うことが出来ます。 気になる点は、音出しをしているときはかなり熱くなりバッテリーに負担がかかっていないか不安になります。 また、デジタル入力がmicroUSB端子だったり24bit/384kHz DSD5.6MHzまでの対応という点は最新機種からすると劣って見えます。

SR-L700 MK2とSRM-D10

STAX SRM-007tA

 据え置き型のSTAXドライバーで真空管4つをつかったドライバーです。 2008年発売で既にディスコンですが、当時の真空管タイプではフラッグシップのドライバーでして評判が高いドライバーです。 上記の半導体ドライバーでも満足はしていたのですが、STAXらしさが残っている据え置きドライバーを環境に取り入れたかったために購入しました。 ADI-2 DACと組み合わせてXLR入力で使用しておりますが、半導体よりも若干音に柔らかさを持たせる塩梅です。 だからといって、STAXらしい精細感が損なわれることはありません。最新型のSR-L700 MK2と組み合わせてもイヤースピーカーの性能を損なうことなくパワフルに駆動してくれます。 半導体のカッチリ感をとるか、真空管の若干の温かみを取るかは好みですが今のところSRM-D10よりも好印象です。 余裕が出来たら、半導体タイプのSRM-727Aも導入して比較してみたいです。

SRM-D10はかなり小さい

iFi audio ZEN Stream

 STAXではないですが、DACの接続先をPCのノイズ源から分離することを目的に導入しました。 Volumioベースで5万は後から考えてみると高く感じましたが、きょう体やUSB端子、電源に至るまでしっかりとノイズ対策をしてあるので悪くはありません。 Roon / Spotify Connect / Tidal Connect / Airplayなど様々なサービスに対応していますが、ほぼRoon専用と考えて購入した方が良いと考えています。気分に合わせてSpotifyを利用しています。 Roonについては現時点のファームウェアバージョン2.31.7でRoon Readyに対応しており、使用中に接続が途切れることもほとんどなく快適に利用出来ております。 Spotifyに関しては、選曲や曲のスキップにラグがあり、スキップが正常に行われず現在再生中の曲が再度再生されてしまうことがあります。 他の作業用PCと出力元を分離することはノイズの低減以外にも、作業用PCで負荷がかかった場合に音飛びで興ざめすることがなくなったのはかなりメリットです。

【覚え書き】MacBook Proの内蔵SSDの健康状態を調べる

動作に不調があるわけではないのですが、2年近く使ったMacBook Pro 15インチのSSDの具合が気になったので調べてみました。

動作環境

  • モデル: 15-inch, 2019
  • プロセッサ: 8-Core Intel Core i9 CPU 9980HK 2.4GHz
  • メモリ: 32GB 2400MHz DDR4
  • SSD: 1TB (APFSフォーマット)
  • OS: macOS Big Sur

導入手順

homebrewを使えば簡単に導入できます。

brew install smartmontools

ディスクを確認

diskutil list コマンドを叩くと、ディスクの一覧が表示されるのでMac内蔵のSSDのdisk0をターゲットとして実行します。

❯ diskutil list
/dev/disk0 (internal, physical):
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
   0:      GUID_partition_scheme                        *1.0 TB     disk0
   1:                        EFI EFI                     314.6 MB   disk0s1
   2:                 Apple_APFS Container disk1         1.0 TB     disk0s2

/dev/disk1 (synthesized):
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
   0:      APFS Container Scheme -                      +1.0 TB     disk1
                                 Physical Store disk0s2
   1:                APFS Volume Macintosh HD - Data     508.4 GB   disk1s1
   2:                APFS Volume Preboot                 560.0 MB   disk1s2
   3:                APFS Volume Recovery                625.7 MB   disk1s3
   4:                APFS Volume VM                      4.3 GB     disk1s4
   5:                APFS Volume Macintosh HD            15.3 GB    disk1s5
   6:              APFS Snapshot com.apple.os.update-... 15.3 GB    disk1s5s1

S.M.A.R.T.情報を取得

smartctl -a /dev/disk0を実行するだけ。

❯ smartctl -a /dev/disk0
smartctl 7.2 2020-12-30 r5155 [Darwin 20.6.0 x86_64] (local build)
Copyright (C) 2002-20, Bruce Allen, Christian Franke, www.smartmontools.org

=== START OF INFORMATION SECTION ===
Model Number:                       APPLE SSD AP1024M
Firmware Version:                   1161.100
PCI Vendor/Subsystem ID:            0x106b
IEEE OUI Identifier:                0x000000
Controller ID:                      0
NVMe Version:                       <1.2
Number of Namespaces:               1
Firmware Updates (0x02):            1 Slot
Optional Admin Commands (0x0004):   Frmw_DL
Optional NVM Commands (0x0004):     DS_Mngmt
Maximum Data Transfer Size:         256 Pages

Supported Power States
St Op     Max   Active     Idle   RL RT WL WT  Ent_Lat  Ex_Lat
 0 +     0.00W       -        -    0  0  0  0        0       0

=== START OF SMART DATA SECTION ===
SMART overall-health self-assessment test result: PASSED

SMART/Health Information (NVMe Log 0x02)
Critical Warning:                   0x00
Temperature:                        37 Celsius
Available Spare:                    100%
Available Spare Threshold:          99%
Percentage Used:                    6%
Data Units Read:                    406,920,252 [208 TB]
Data Units Written:                 287,417,051 [147 TB]
Host Read Commands:                 6,959,120,976
Host Write Commands:                4,088,322,245
Controller Busy Time:               0
Power Cycles:                       193
Power On Hours:                     4,599
Unsafe Shutdowns:                   97
Media and Data Integrity Errors:    0
Error Information Log Entries:      0

Read 1 entries from Error Information Log failed: GetLogPage failed: system=0x38, sub=0x0, code=745

Percentage Used: 6%と出ていたので2年使えばこんな物かなと思いました。M1 Macはスワップの関係で消耗が激しいらしいです。

DriveDxでも調べてみた

f:id:TUNE_DEV_KT:20210915141700p:plain

有料アプリのDriveDxでも調べてみましたが、SSD Lifetime Left Indicatorは94%とsmartmontoolsでの値と変わりありませんでした。
グラフィカルで見やすいですが、簡易的に調べるだけならsmartmontoolsで十分だと考えています。

参考にさせていただいた記事

www.taishogoes.com